エンジニアのコミュニケーションの極意
世界一流エンジニアの思考法という書籍でエンジニアのコミュニケーションの極意というセクションがあり、勉強になったので、重要だと感じた箇所を、メモ程度に書いていきます。
- 情報量を減らす大切さ
今まで、相手にわからないことなどを質問する際は、全ての情報を相手に伝えてしまっていた。
しかし、この本では、情報量を多くしてしまうと、それでは相手の脳に負担をかけてしまい、かえってうまく伝わらないことがあるので、大まかに今の状況を伝えて(このエラーが起きているけど、何か知ってる?くらいの感じ)、細かいことは聞かれたらでいい。ということでした。確かにこれなら、相手に負担をかけない形の質問になるので参考にしていこうと思いました。
- 相手が求めている情報への感度を研ぎ澄ます
自分が実装した内容も、しばらく経つと、どんな実装したかなどは、忘れがちになってしまう。
現場でも実装した内容などをドキュメントに整理したりすることなどがあるが、この時も、ソースを読み直したり、Issueなどを確認し直したりすることなどがある。
そんな時のために、実装したことはもちろんのこと、試したこと、学んだことを、他のメンバーからも共有できる箇所にまとめておくことで、日頃から相手に伝えることを前提としたメモを取る癖がつくので、工数削減に繋がるということを学びました。
実際に相手に伝わるようにメモを書くことは、アウトプットすることで、頭への定着度合いも全然違うと思ったので、実践していこうと思います。
- コードを読み物として扱う
「私は、普段プログラムを書くとき、コードを書く意識でいた」と筆者は語っているが、私も同様の感覚でした。
しかし、その意識では、他の人がどうしてそのようなコードにしたかであったりなどの情報が伝わりづらくなるということでした。そこで、普段から「自分が書いたコードを読んだ人がどう感じるか」ということを最優先にしてコードを書くことが大切だとあった。私もこちらの意識は普段から足りていない部分なので、意識していこうと思いました。
- クイックコールのすすめ
日本では、わからないことがあれば、まず自分で考えてから、人に聞けという風潮が強いが、マイクロソフトはそんなことはなく、むしろわからないことがあれば、すぐに聞くような環境であるらしい。
私は、普段の業務では、15分考えてわからなければ、質問するようにしていたが、そうではなく、自分が担当している業務に対してのメンタルモデルや、コンテキストがなければ、それがある人にすぐ聞いたほうが、仕事の効率も上がるし、ストレスもなくなるという内容でした。
その時に、クイックコールを使用すれば、テキストよりも細かく内容を伝えられるし、その場で質問が浮かんでも、すぐに聞くことができるので、とても良いとあったので、自分も参考にして、クイックコールを上手く使えるように意識していこうと思います。
このセクションについては、以上になります。
他のセクションで学んだことも別の記事で書いていこうと思います。